FC2ブログ
2019/11/09

ナンダヨ~!!

トイレの洗浄水は、浴槽水をバケツで流し込む。今回…増えるばかりで水が落ちない。
「あれま、詰まっちまったのかい⁉」
詰まってる。7~8年前にも詰まった。
2回目だから(愛知の作業場トイレを入れれば3回目)あわてたりしない。しゃーないねーだ。

原因は解ってる。
9坪ハウスのトイレの排水は土中放流だから、穴あき管は植物の根や土で目詰まりしやすい。これは土中では避けられないと思う。
街なかではないからトイレが使えなくても大問題ってことは無いのだが、不便なことには変わりない。
7年に一度のことだ。外部の防腐塗装や三和土の土づくりよりこっちを優先でやることにしました。
トイレ別口3
排水の現状は左上の通り。右の下のカタチに作り替えよう。
前回詰まった古い管は、そのまま土中に埋め殺してある。

トイレ別口ブロ141




掘り出した。
これが一番疲れた。


今回掘り出した管中を見たら、細い根がいくらか入り込んでる。土はわずかでほぼ空っぽ。7年間で分解されたようだ。
入り込んだ根を外周面でニッパで切って、中をぼろきれでしごいたら、異物はあらかた取れた。再使用に問題はあるまい。
バラスを敷いて再セット。
セット
汚水桝の開口穴は105ミリであけてあった。前回どういうつもりだったか覚えてないが、ステンエントツを切って丸めて通す。次回詰まったら、エントツと短い穴あき管を外せば穴塞ぎは簡単だ。
バラスと土をかぶせれば完了。

バラストタン
今回はバラスたっぷり。目詰まりしにくかろう。
トタンはムシ等の活動の邪魔だろうか? もしそうなら後で引っぺがそう。
このあと土をかぶせます。

地上を這う根と土中の石ころのせいで管の掘り出しに手間取った。日をまたいで完成。



さあて終わった、終わった! 邪魔物よさらばと便器にバケツ水を放り込む間ぎわ、「これで流れなかったら…」、一瞬よぎった。
そして投入水は増えるばかりで、落ちなかった。
20分後60ro-はホームセンターに向かってクルマで走った。
スポイトでもカップでもスッポンでも名前は何でもいいけれど、ボショ!ボショ!ボショ! とやったら開通した。
「ナンダヨ~!」 「なんなんだよぅ…」、なのである。

スポイト
写真に写るからと便器掃除までした。

「原因は解ってる」と決め込んだ時点で方向違いにつっ走ってた。
これが一般のトイレ詰まりなら「スポイトは試された? どれ僕がやってみましょうか」からスタートするのだが、放流トイレは詰まるものだの思い込みがある。
詰まることは前提なので、それなら詰まった時にやり替えやすい構造に作って準備しておこう。その待機がかえって勇み足を招いてしまった。
あとから思えば、放流管が詰まったのなら、汚水マスの中もあふれたり痕跡が残ってたはず。
それは無かったから、便器を疑うべきではあった。
放流トイレだって一般トイレ同様に便器詰まりはあって当然。次回はそう用心するとしましょう。


P1030627.jpg
水洗トイレのあるところに
こいつは必需品です。



14年間土中放流を行って、やはりこれがベストだったと思っています。
役所は合併浄化槽を求めたが、何十万ものお金は出せないし、何よりうまく機能しないと思う。
とびとびの一週間滞在では、浄化槽の微生物を酸欠死か飢え死にさせるだろう。
60ro-本宅の団地は集中浄化槽だが、半世紀を超えて老朽化し、臭い排水を用水路に流してる。敷設管ともどもの設備交換が必要だが、難題に手を出せずにいるのです。
都市下水道のし尿は、生活廃水と有害な工場廃水と大量の雨水がごちゃまぜにされて、処理や最終処分が難しい、出来ないそうな。
自然が分解できるものは自然に任せて、いずれは植物の養分になる。土中放流が一番優れています。
ま、9坪ハウスでは、これまで使用してた放流管は健在だったわけで、それに新回路まで設けたのだから、ここ当分は詰まることはないでしょう。


関連記事
2019/11/05

月いちの片道150㎞

150キロ離れた志摩の9坪ハウスに向かって朝9時45分にスタート。
会社員だった初期のころは最長4日の滞在だったから、時間を惜しんで早朝や夜間に高速で走ったが、今は下道です。
数回来た小川氏は、「走ってて全然楽しくない道だなー」と言った。


名四スタート
名古屋から四日市に向かう「めいよん」をひた走る。
以下の写真は、赤信号で止まったおりにパチリ。


60ro-はずっと、「いずれは屋久島に行くぞー!」って言ってた。
山あり海ありの人の少ない土地で、周囲への依存を少なくしてぽつねんと過ごしたくて、屋久島はその象徴だった。
ただ現実のことは、家に奥サンがいて子供がいて、母親もいて、仕事もずっと愛知県で続けている身としては、屋久島はやっぱり遠い。
志摩で折り合いをつけた。
時機を逸して、清閑な小屋暮らしはダメになった――はゴメンだ。

四日市
四日市。

石垣島に移り住んだ小川氏は、
「石垣空港に降り立つと、近ごろは島の空気で家に戻った気になる」と言っておいて、愛知に来たおりに、
「俺にはこっちの空気のほうが合うようだ」なんて言った。
しばらく会ってないが、今はどう言うだろう。

鈴鹿

鈴鹿に入った。

今年も車のクーラーは使わなかった。密閉車内のタバコはまずい。
陽気の良いこの時季にも窓を閉めて走るドライバーが多い。
汚い空気を吸いたくないという理由らしい。でも自分が排気ガスまき散らしてんじゃん。


津_LI
津市街地。


果たして温暖化はどうなんだろう?
騒ぎ立てて便乗商品を売り込んで儲けようって輩が多い気がする。
本気で温暖化対策に取り組むなら、経済成長は置いといて、元栓を閉めなきゃダメでしょう。
ガソリン代が3倍になったら、来る回数を減らして滞在期間を3倍にしようか。いや志摩に住みつくか?

伊勢へ
もう伊勢市に入ってるのかな。



むかし盆休みに岐阜の山の中のカミさんの実家に数泊した。その戻り道、峠を越えて名古屋の夜景を見降ろす下り坂で、ふいにドーンと熱気のなかに入り込む。
ああ、騒々しくて息苦しい下界に降りてきたなあと、毎回思ったものだ。
名古屋と志摩の場合は、ここらがそう感じる分岐点だろうか。

志摩へ_LI
志摩に着いた。



けっこうバタバタと小屋づくりの場所を決めた。これで良かったか?
もうちょい人里から離れたほうが良かったと思わないでもないが、これはこれで悪いわけじゃない。
「これはこれで良いのだ」は今の60ro-の常套句になってる。

到着近し
9坪ハウスはもう近い。
3時間半で到着。



――というような、取り留めないことを考えながら、道中ノンストップで、10リットルのガソリンを燃やして、毎回ここに来ています。

関連記事
2019/10/31

エントツ掃除と改良

シーズン中にたまった廃材を片付けるため、そしてもちろん冬のあいだの暖をとるために、わが作業場に薪ストーブは必需品。
ただし前回はエントツ掃除を億劫がって、目いっぱい使ってそのままオフにしたから、今年はエントツ掃除から始めなきゃいけない。
やらなきゃいけないけれど、1週間前は杖をついて歩いてたわけで、大丈夫かしらん?


P1030590.jpg
7,2ⅿの2連ハシゴをセットした。
年々重くなる気がする。
上でしばって春まで
このままです。

日差しが強くなってきたし、今日はここまでにしようかな…と。


翌々日。(昨日は雨でした)
ブログ14えん2久しぶりの対面ですが、案の定。一斗缶は穴があいて限界。

今回はエントツ掃除だけでなく、この部分を作り換えるつもり。
掃除の都度支持金具を外さなきゃいけないのは面倒だ。
矢印のようにブラシを入れられる掃除口を付けます。



P1030595.jpg
暑くなし寒くなし、屋根上工事には絶好の日です。
実は先先日、お馴染みさんからの、雨漏りを見てほしいという依頼を断りました。
このところ屋根上で足のつることが続いて、このまま動けなければ119番通報かと泡食った。仕事として上ることはやめようと。
ますますアテに出来ない大工になってゆく。
ここは自分の領分の屋根だから、上れている。
高いところは苦手だけれど、嫌いではないのだと今ごろ気が付いた。


――で、本編のハナシのエントツ。
トラブルが二つ発生。
掃除口の向きを望む位置に持っていくと、T曲がりが逆付けになる。
やり繰りで対処できそうに思ったが、右手袋を左手にはめるには裏返すしかないわけで、逆付け已む無しとなった。
ブログ14えん4
もう一つのトラブルは管径。
今回購入したのは掃除口(T曲がり)2個だけで、管径106。
直管は本宅で使っていた中古品で管径105。既設部分も105だった。
なんでこんな紛らわしいことをしてくれるか分からないが、1ミリくらい何とかなろうと始めたら、これがつながらない。
105管の内側をやすりで削っても、ちょっぴりハサミを入れて広げても、106T曲がりが入らない。
いまさら106直管を買いに走るのは業腹だ。
で、気がついたのがバーナー炙り。


P1030601.jpgP1030603.jpg
トーチバーナーで伸ばしてやろう。

これは水道屋や電気屋や板金屋が、もっぱら塩ビ管でやってる方法。
既製部品が使えないときにあぶって伸ばして、軟らかくしてはめこむ。ステンエントツにも応用できよう。
成功! 
十分奥まで行かなかった個所もあるが、引いても押しても微動もしない、外せない。ヨロシカロウです。

P1030597.jpg
屋根上作業完了!
これで屋根上でのエントツ掃除は、これまでより簡単に済みます。
むしろこれからは、上り下りがモンダイになるのかも。
ちなみに水バケツは、志摩のゴミ谷から持ち帰った大型炊飯器。厚いアルミだから一斗缶よりは長持ちするでしょう。

 (10/30)
関連記事
2019/10/26

コーキング入門

ブログ14コー4

50年前、雨が漏るので、親父は玄関庇に上ってトタン屋根の継ぎ目の隙間埋めをした。
当時の油性コーキングは固くて、洗面器の湯で温めながら絞ったが、スムーズに出てこない。
絞りだすのに悪戦苦闘して、手伝った10ro-の手も痛くなった。これでは十二分な隙間埋めなんてできない。
屋根上の油性コーキング材は、じきにかさぶたのように汚く固まって、親父と10ro-の労はむくわれなかった。
コーキング材の種類も増えて、ごく普通に使うようになったのは60ro-が大工になってからで、今のシリコーンコーキングは、格段に扱いやすく優れている。

ノズルの先端カット
ノズルの先端を斜めに切る人と直角に切る人と、二つの流儀がある。

P1030574.jpg
斜めカットは出方がかたよる。
直角カットは内径のままストレート。


斜めに切る人は、その角度にもこだわりがあるようだ。
60ro-は当初は斜めカットしていたが、今は直角。
斜めカットはカートリッジを回すことで打ち込み幅の増減ができるが、それはかえって気を遣う。
単純に溝幅に合わせて直角カットするほうが、正面からきっちり充填できる。
防水よりも化粧優先の人が斜めカットを好むのではと思うが、確かなことではありません。
ま、これは自分のやりやすい方でヨロシカロウです。

コーキングガン
コーキングガンを忘れて棒っきれで押し出したことがあるが、これは全く仕事にならない。半世紀前の油性コーキングの二の舞です。
コーキングガンは必需品。
とりあえず打ち出せればよいというなら、100円そこそこのブリキ品で間に合う。
でも道具として愛用したい、あるいは微妙な作業に対応できるものとなったら、少し奮発したい。といっても千数百円。
P1030569.jpg中央の赤い樹脂製ガンを15年くらい使った。軽くて使いやすい。送り出しが時に滑るようになったので、同じものと思って買ったのが、現在使用中の右、青。
赤はMADE IN UKとあるが青には無し。青は1,000円以下で安かったし、合わせ目にバリがあったりで模造品のようだ。でも今のところスムーズに使えています。
赤以前は筒が回転するローリングタイプを使ったが、ノズル先を直角カットする60ro-には回転して便利だった記憶はないです。

ヘラ
ヘラが無くっても指先に唾を付けてなぞればコーキングは出来る。
指先ヘラは、感触で確かめられるので、押さえ過ぎや押さえ足らずの失敗は少ない。
でも幅が広かったり、反対に狭かったりすると指先では難しくなる。爪が邪魔になることもある。
たくさんなでると指先は擦れて痛くなるし、汚れた指はつい周囲を汚してしまう。
手の中で回せるヘラは小回りが利いて注意もゆきとどく。仕上がり面がシャープになる。

P1030571.jpg出番の多いのは右3本。
市販品のヘラを使いやすいよう斜めにカット。
大小のカーブに対応できるよう整形研磨している。
コーキングだけでなく、接着剤やパテ作業にも使います。



なお、コーキングへらにはゴム状の厚いものもあるが、これは外壁目地向きと思う。外壁の凸凹にはうまく追随するが、細かな操作には向かない――60ro-が下手なだけかしらん…?

マスキングテープ張り
コーキングは、その幅が狭いほど仕上がりはきれいに見える。でも密着面が少ないと防水性能は劣りやすい。
防水重視の年配職人はテープなど張らずこってりコーキングして、今風の若い職人はていねいにテープ張りをしているみたい。
外観と防水性能のどちらを優先するか。
とはいえ、目につきやすい台所や浴室は必ずマスキングテープを張る。
その場所にふさわしい幅を決めたら、合うコーキングヘラを当てて、ヘラの接する位置にマスキングテープを張る。
ブログ14コー5
マスキングテープを張りにくいのは入り隅で、プロは三角に折り曲げて進めるが位置が定まりにくい。
むしろ直角に切った小片を先に正しくおいて、そこへ伸ばしたテープをつなぐほうが狂わないと思う。

ブログ14コー9
こんなテープではうまく仕上がりっこない。
コーキングはテープ張りが肝。


なおコーキングを打ち終えたらマスキングテープを即取りはずします。
のんびり間をあけてめくったら、表面が固まりはじめて破れてベロベロに――なんてことも。

下地処理
外壁サイディングの切断面は粉っぽくて接着性がいかにも悪そうで、それ用の変性シリコーンにはプライマー(下処理液)を使うが、普通のシリコーンにはまず使わない。
普通のシリコーンは、変性シリコーンより耐久性があるし接着力も勝って、防腐剤のクレオソート塗面にもしっかりへばりつくことは経験から分かってる。
ただ、より良い下地処理は何なのか、分からないまま水ぶき後に乾ぶきしたり、塗料シンナーで油分を拭き取ったりしていた。今回ためしてみた。


ブログ14コー22
左写真は、シリコーンを打って1か月放置。
いろんな条件下で、付着力を比べた。
左半分は素の板。水拭きや乾いた板。右半分は機械油を塗布。
二列の上は打ち出したまま。下列はヘラで押さえてる。


結果は――
まず当然なのは、ヘラで押さえたものは例外なく、横引きしただけのモノよりも1~3(数値は気分です)強く付着していた。
一番ダメだったのは水濡れ板、ペロンとめくれて2。次いで良くなかったのが油および塗料シンナーで濡れた板、これが5~6。
素の乾いた板が6~7。
素の板を塗料シンナーで拭いたものと、油分のある乾燥板と、同品を塗料シンナーで拭いたもの――この3品は8~9と一番強く付着していた。
ブログ14コー21
油は濡れてさえなければ、むしろあったほうが良いという結果は意外なような、でもシリコーンと油(塗料シンナーも)は混ざるわけで仲良しだから不思議はないような――そんな結果です。

なおノーマルシリコーンにもプライマーはあるが、それは推奨で、必ず使えとはメーカーも言ってない。塗布後30分のオープンタイムは外壁施工と違って間をとりづらい。
60ro-は自分の実験結果を元に、やっぱりプライマーは無しでよかろう、です。

その他、空容器
空容器に使用済みテープを巻き付けたり、ぐるぐる巻きとったりはみんなやってる。
カッターナイフで切れ目を入れて、その切れ目にヘラを押し込んでしごけば、ヘラを簡単にきれいにできる。余分なシリコーンは筒の中だから周囲を汚さない。溜まったシリコーンを時にこそげとって再使用することも。
ポリ容器の素材は適度に硬くて弾力もあるので、表裏どちらの面でも利用してコーキングヘラに代用できることは以前に書きました。
ブログ14コー3


関連記事
2019/10/19

トンガリ帽子の屋根②

ブログ13キノコ屋根13

隅木とタルキの上端カット
隅木とタルキの加工は、合板カットから話を進めると解りやすいと思うので、そちらから――
次の図は合板の割付け図。真上から見下ろしたもの。

ブログ14キノコ23
プレカットは合板もカット済み。
一枚一枚番号付き。
自分でカットするときは
若干(数ミリ)小さく切ってる。


パッと見て、「あ、合板は45度に切ればいいんだ」は早とちりです。
実際に45度に切って並べたら平面図のまま。平らなままで、屋根は盛り上がらない。
真上からの錯覚なわけで、実際の角度はもっと大きくなる。

ブログ13キノコ屋根14
10/10勾配屋根の正確な数値は左のとおり。
ピタゴラスの定理で出てくる√2や√3。「受験生ブルース♪ヒトヨヒトヨ二♪」あるいは「ヒトナミニ…」で記憶にある数字。
これが基本。

屋根面△ACDに合板を当てると、左のようになる。
ACが合板幅910。
ADが切断ライン。
CDが水平ライン。
△ABCがタルキの垂直面。
そして△ACDはタルキ先端と同じ形状。隅木も一緒です。

ブログ14キノコ24


大工はこれが多い。


ブログ14キノコ25
左写真を見ると先端△が同じなのが分かる。
数字は右図の通り。

中央タルキは両側から斜めカットがきて、31,8ミリ短い。

ブログ14キノコ屋根13
模型を作った。
こういうものは模型を作ると解りやすい。予行演習にもなるし。
模型をにらんでいれば、「ああそうか…!」となる。



同、下端のカット
下端は立水(垂直)カットにします。
タルキは分かりやすい。45度。
隅木は分かりにくい。ややこしいパズルみたい。
でも模型を凝視していると、(上の模型写真の赤矢印)先の基本図と全く同じ形がある。糸口発見!
ブログ14キノコ15
タルキは45度だからACCDと同じ長さだ。
CDの長さが分かれば、三角形つながりで、BCの長さが出る。73,5ミリ。ABは94,9ミリ。

上(下)面ラインは、サシガネを10:14,14で当ててもいいけれど、45÷1,414➡31,82ミリ。斜め部分が55,12ミリ。
つまり隅木下端は下の形状。タルキもついでに。
ブログ14キノコ27
もし2×4材(38×89)使用なら、それぞれの数字が上下面は0,84倍、側面は1,48倍になります。

全長
隅木とタルキの全長は基本図がそのまま使える。
隅木もタルキも、下面でとらえると解りやすい。
ブログ14キノコ29
水平長さ1,365に軒の出700を加えた2,065が基準長さ。
隅木は2,065×1,732➡3,577が、全長。
タルキは、中央の一番長いのが、2,065×1,414➡2,920-78(隅木の上端写真)➡2,842が全長になる。
両サイドは643ミリ(455×1,414)ずつ短くなる。


屋根合板張り
合板カットは下の通り。
ブログ14キノコ20
全幅4,230は、右図を想定しています。

補足
先の4畳半テキストで、加工済みのタルキを取り付ける際は、桁に位置墨を打って合わせた。
この屋根でも、隅木とタルキを先行加工した場合は同様に行う。
ブログ14キノコ19
位置墨を合わせて桁に固定した後で、頂部を固定します。


ふ~。
トンガリ屋根は疲れます。斜めカットは切りにくいし。
切断線より出っぱってしまったら、粗目サンダーで削るのも手です。
今回の舞台裏を明かしますと、ダブル隅木なんて随分久しくやってない。それも鼻先は目分量での現場垂直カットが多かった。
「こういうことでよかったよな…」と検討しつつ書きました。
説明で即わかるというものではないと思う。挑まれる方は模型作りからを勧めます。



家のデザインなんてものは…
家は一軒だけスポットライトをあびて立ってることは無くて、「格好悪いなあ」と思ったら、周囲に木を植えてバランスを取ればよい
――というのが建築家の常識だそうです。
実用的な家を作ったあとで、「……💧」と思ったら、建築家を真似てごまかしましょう。


関連記事