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2021/03/13

遮音性無し、通気性良し

ごおおっ! ザッザッザー! ダダダッダララッ! どおん!
昨夜から今朝まで風と雨がにぎやかだった。
なにしろ9坪ハウスは、壁は合板1枚、屋根は合板に薄っぺらい波トタン1枚、(ルーフィングもあるが)。外の音は筒抜けというか響くというか、とにかく騒々しい。
強い風がぶち当たると小屋は少し揺れる。
寝ている60ro-の顔近くを隙間風が通り抜けてゆく。
でもそれだけのことで、それ以上のコトは別におきません。

ブログ20遮音2

トタン屋根は雨音がやかましいと嫌う人がいるけれど、60ro-は少しも気にならない。
元々雨の音は好きなのに加えて、ここでは雨は生活用水で、音の強さで雨量が分かって、「降ってるなー」と歓迎する。やかましくてヨロシイ。
音というなら、楽器や機械の人工音がむしろ苦手で、パチンコ屋は最悪、BGMも無いほうがありがたい。
音の発生者が人というのは、そちらが気になってしまって居心地悪い。
トタンは人工物だが奏でるのは雨だから放っといてよい。自然音にむしろ近いと思う。
雷鳴や暴風の音は聞かないわけにいかない、受け入れるしかない。張り合わずに済むぶんかえって気は楽です。危険音は、逃げられるなら逃げますが…

遮音④遮音5
遮音6
方々に隙間あり。
雨の入りそうな穴のみふさいだ。
真冬でもルーバー窓は開いてることが多い。
少々の隙間は全く気にしない。




隙間風が吹くというのは、小屋が隙間だらけのせい。
いい加減に作ったというより、隙間があっても悪いことは無かろう、だった。不都合になったら埋めればよいさで、不都合もなく時が過ぎた。
昔カミさんの実家で夜更かしをしたおり――
手にしたタバコが消えていて、ライターで火をつけた。
ちょっとあとに口を寄せると、また消えている。
タバコが湿気てるふうでもないのに「ヘンだね?」とライターを点火したら、炎がバーナーの噴炎みたいにゴーっと音をたてる。「?…」
これはまさか…と背後の窓を開けて外気を入れたら、ライターの火はいつものとろんとした炎に戻った。
季節は冬で石油ストーブを燃していた。部屋は8畳の軽量気泡コンクリート仕様。クロス張りで気密性が高かった。
この時CO中毒の危機は、序の口だったか結構やばかったのか知らないが、木造の旧本宅では同じことを日ごろしていて何事もなかった。
昨今の家は木造でも気密性は高くなってるので、開放系の石油ストーブはヤバくなっています。
――と書いた後に9坪ハウスを持ち出すのは冗談っぽいけれど、こっちはまるで問題外。この小屋でガス中毒はやろうったってまず無理。隙間だらけ。
七輪と薪ストーブを同時に燃したって大丈夫。

遮音7
強風が去って一番に
見にいったのは煙突。
かつて倒れたことが
ありますから。

小屋の周りを一周して
被害なし。
一輪車が転がってた。



9坪ハウスは堅牢無比とはとうてい言い難いが、同時に心配ってことも感じない。
雨が降っても別に雨漏りは無いし、強風が吹いても「家が悲鳴を上げ始めた」にはまだまだ遠い。
当面の必要な性能は備わっていて、これ以上のことはだから別に要らないのです。

遮音8
焚きもの棚の最上段に
ずぶ濡れノラ。
爆睡中。

あんな雨の中
どこで何してたんだか…



遮音9
久しぶりにハチミツ屋
さんが置いてった。
雨風共に支障は
無かったよう。
活動再開!



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